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桂高校ラグビー部と洛水高校ラグビー部と、先生のこと

11月17日。
高校ラグビー全国大会京都府予選で桂高校が初優勝した。
http://kyoto-np.jp/sports/article/20131117000112 


僕は京都出身だが桂高校出身ではない。
洛水高校という府立高の出身だ。 
だが、この桂高校の全国大会初出場の快挙は我が事のように嬉しい出来事なのだ。
杉本修尋先生の念願が叶ったから。


そもそも、今でこそそうは見られないけれど、元々もやしっ子の僕が高校でラグビーを3年間続けられたのも杉本先生のおかげだ。
先生と出会えたからラグビーをやってみる気になったし、素晴らしいチーム、先輩、同期、後輩と出逢うことができた。



高1の春、どっか部活入らななぁと思ってた僕は、なぜかラグビー部に興味を持った友達が放課後の説明会に行くのについていった。
いや、説明会の教室には最初は入らなかった。
体力無いし中学もバスケ部をすぐにやめた僕が、ラグビー? 
よりによって、そんな一番激しくて危険なスポーツ、1%もやる可能性は無い。

しかし、廊下で待っていた僕を、ラグビー部員たちが取り囲んだ。

「君も説明会聞かへんか?」
「あの、友達が中にいるんで待ってるだけなんです」 
「じゃあ入って一緒に聞いてったらええやん」 
「いやぁ、僕はいいです」
「話聞くだけでもええし」
「い、やー…」 

体の大きな先輩たち2、3人に囲まれてるのに断りきれるわけがない。
「別に興味ないけどしゃあない。終わったら即帰ろ」と思って教室に入った。 


そして、数十分後。


教室を出た僕の目には、炎が燃えていた。 
すっかりヤル気にさせられたのだ。

説明会で先生は、合理的な練習方法や、
高校からスタートしても経験者の多い強豪校に勝つ方法、
特に活発な部活もなく特色に欠いて学力も低いこの高校で、何かに打ち込むならラグビー部に入ろう、というを話してくれた。

高校一年生は純粋で単純だ。
こんな僕にも出来ると完全に思った。

そして同じような新入生がなんと30数人、その年はいた(30数人というのは全国大会に行く強豪校のなかでも多い数だ)。
 
だけれどそれは、先生が情熱をかけて僕らに訴えかけ、
かつ、根性論ではないシステマティックな練習をしていることを分かりやすく説明してくれたからだ。
心と頭、どっちも動かしてくれたのだ。
 

実際、僕が中学生のとき、毎回一回戦負けの弱小バスケ部を辞めたのは、
先輩たちのシゴキと、真夏の体育館で水分全く摂らない、全然意味分からんような練習に心身共についていくことができなかったからだ。
あの日は帰宅してから吐きまくった。熱中症と、今でなら分かるけど。  


でも思えば、話の内容よりも、ラグビーの楽しさや僕たちにある可能性を一生懸命伝えようと語る杉本先生の姿に惹きつけられていたのかもしれない。
この先生ならついていきたい!と思わせる力があった。


さて練習では、最初っからボールに触らせてもらった。
とにかくあの楕円球に慣れること。
ボールを持って走り、パスする楽しさを知ること。
そして、ベースとなる身体を作るためのウェイトトレーニング。
さらには実戦に近い練習。
沢山の練習試合、他県の強豪校との遠征試合。
ワールドカップ、社会人、大学、高校、色んなプレーのビデオを見て研究した。
メンタルトレーニングの講座も受けたしトレーナーにも来てもらったりもした。
資金の少ない公立校でそんなことができたのは、先生の工夫と保護者の支えがあったからなのは間違いない。

ラグビーはたしかに激しくて危険なこともある。 
僕のチームでも脳震盪は当たり前だった。
鎖骨折ったり(意外と簡単に折れる)、ひどいのでは太ももの骨を折った者もいた。
さいわい僕自身は、タックルいったらガンって頭に衝撃が走って、その瞬間赤い光が見え、気がついたらグランドに寝ててヤカンの水を頭にかけられてた、くらいの、まぁ非常によくある経験で済んだ。 
そして体力もいる。
休みなくずっと走りっぱなしってわけではないが、コンタクトしたり地面に倒れるのは、実際かなり消耗する。
ルールも他と比べたら少し複雑で、解釈も何年かすると変わってしまうこともある。 
でも、僕は間違いなく一番面白いスポーツだと思う。
心技体がぶつかり合う。頭も使う。
こんなに気持ちがもろにぶつかり合うスポーツもない。
ちょっと言い方悪いけどサッカーみたいにわざと倒れるなんてない。タックルされても意地でも倒れず一歩でも前進しようとする。
試合前には円陣を組み、気持ちを昂める。もうパンパンで泣いてしまうヤツがいるくらい。
熱く、それでいて冷静にプレーする。 
一度ラグビーを、生でもテレビでもいいから、見て欲しい。
「『ノッコン』て何やねん?なんでボール前に投げたらアカンねん」とか言ってルールが分からなくても、本気さが伝わってくるはずだ。
高校ラグビーは特に。 


ラグビーはサッカーや野球なんかと比べマイナーで、競技人口も圧倒的に少ない。
小学校・中学だとか早いうちから始めてると高校で圧倒的に優位になる。身体つきも違うし、ラグビーのことをよく分かってる。
そしてそういう選手は、他府県からも選手を集められる私立高校や、伏見工業高校のような有名校に集まる。 

僕のいた洛水高校ラグビー部にはスポーツ推薦すらなかった。
みんな中学ではサッカーや野球部、補欠だったヤツ、
僕みたいに帰宅部のヤツもいた。

だから相当の工夫と努力が必要だった。

3年間をかけて強豪校を追い越す。
 
毎日練習、ウェイトトレーニングもほぼ毎日。
学校には勉強でなくラグビーをしに行ってたようなもんだった。 
とにかく食べるのが仕事。一日4、5食。
弁当は昼までに食べ、昼は食堂で大盛りのうどん、放課後練習が始まる前にコンビニで買ったパンを食べていた。パンの袋に表示されてるカロリーをチェックするクセはその時についた。 
体重は20キロ以上増え、結果的に引退してから徐々に15キロ近く落ちた。
それでも嫌いだったウェイトトレーニングをもっと本気でやってればもっと大きくなれていたし、プロテインも飲んでればよかったと思う。
 

うちのラグビー部は、結果的に真面目なヤツじゃないと続かなかった。 
先生はかなり厳しかった。
シゴキや体罰はひとつもなかったけど(僕も体罰は反対だ)、
普段の行いや服装などに厳しく、色気づいて茶髪になんかしようもんなら直すまで絶対に練習に参加させてもらえなかった。
僕ら一人一人はチームを、学校を、ラグビー選手を、代表しているのだから。

最終的に、同期30数人は15人くらいになった。
僕よりヤル気のあった説明会聞きに行った友達も辞めた。
なにせ遊びたい年頃だ。
僕も浮ついてた時はあって、練習サボってしまったこともあった。
今思えば本当にもったいないことをしてしまった。プレーのことも全然分かってなかった。
やる気をなくして辞めたくなったこともある。
だからこそ、クラスメイトで常に熱くてキャプテンやってたやつのことは今でも尊敬してる。 
ちなみにその男は、今は京都の中学でラグビーを教えている。
笑けるくらい熱い(暑苦しい)教師になりやがった。
ホンマにあの頃と変わってへん、そのまま年食ったみたいやと会うたびに思う。

彼に教師になろうと決心させたのは、杉本先生の「おまえ教師になれ。お前は俺よりええ先生になれる」という言葉だったらしい。
彼もきっと記憶に残る教師になっていると思う。
 
 結果的に僕らは、3年の最後の大会で、
その2年前に失ったシード権を取り戻し(今回、桂高校が決勝でた当たった成章高校に1点差で勝った。伏見工業以外で成章に勝ったチームはそれ以来、今回の桂が初めてらしい)、
ベスト4のかかった試合で花園高校に同点となり、抽選で負けて終わった(高校ラグビーには延長戦がなくクジ引きで決める)。 
その2年後には後輩たちが初めて決勝まで行ったが、17-21で伏見工業に惜しくも負けてしまった。

それからしばらくして杉本先生は、僕のいた洛水から異動し、
桂高校でまたイチからチームを育てていった。 
桂高校は僕らが現役の時は、悪いけれど記憶に残ってないくらいのチームだった。 
それが今年、14年間もずっと伏工と成章の二強が争っていた決勝で、ついに栄冠を手に入れ、京都の高校ラグビーの歴史を変えた。 
伏工と成章以外のチームが優勝したのは19年ぶり、府立高校の優勝は実に50年ぶり(伏工は市立)。この数字で、今回の優勝がどれだけすごいことか少しは分かってもらえるだろうか。 


洛水があと一歩のとこまでいった時から、14年。 
僕らが3年の時から、16年。 
いや、先生がラグビーを教え始めてから、もう20年以上。  


先生は洛水高校の前には、これまた府立の洛北高校にいた。その時もチームを強くしていき、決勝までいったらしい。
しかし伏工を倒すことはできず、洛水に異動もし、もうラグビーを教えるのはやめようと思っていたらしい(本気で部活を見るのはとても大変なことだ)。 
それが、ある日の放課後、
グラウンドでラグビー部が人数も足りないながら練習してるのを廊下から見て
「へたくそやなぁ」と思い、それでも一生懸命やってる生徒たちと一緒にやりたくなり、またイチから始めていった。 
先生が注いでくれた情熱、エネルギー、時間は僕らには計り知れない。
僕は、今年の桂高校の優勝はとても嬉しい。まるで自分の母校、後輩のことのように嬉しい。
僕の中では、ラグビー=杉本先生だから。
 


決勝戦が行われていた同じ時間、僕は渋谷のパルコでピーター・ブルックの『ザ・スーツ』を観ていた。
終わって即ツイッターで試合結果をチェックした。
腹痛で駆け込んだトイレの個室の中で。「キターっ!」と思わず言ってしまった。 
それからYouTubeで試合の様子や、選手たちのtwitterを見たりして「ええなぁ」と胸熱くなったりしている。
彼らはとんでもなく熱くてまっすぐだ。
僕まで当時の記憶や感情がよみがえってきて、こんな長いブログを書いてしまう。 

そして、こうも思っている。

繋がっている、と。 
今の桂があるのは、洛水があったからだと。 

もちろん、学校も違う。僕らは桂の生徒たちには何もしてない。
彼らには彼らで積み重ねた時間があり、今の強さを手に入れた。偉そうなことを言うつもりは全くない。 
でも、洛水での蓄積、可能性や限界があって、きっと今の桂のチームがあるはずだ。
そして、僕らのチームがあったのは、その前の洛北高校のチームがあったからだということも。

きっと桂高校のラグビー部は僕らのラグビー部よりもっと良いチームになってるんだと思う。
うれしいじゃないか。 
たとえ目に見えるようなものでなくても、繋がっている。 
さらにはラグビーの歴史、日本でのラグビー、社会人、大学、高校、中学、ラグビースクール、たとえ場所や代が離れていても。
気づくと気づくまいと、僕らは大きなひとつの流れの中にいる。 
そんなことを現役の時は少しも想像もできてなかった。 
そしてそれは、どの分野でも同じ。 


いま僕は、毎日の中でラグビーには触れていない。 
それでも、今の自分があるのはラグビーと、杉本先生と出逢えたからだと思う。 
僕が大学3年という中途半端な時期に俳優を始めたのも高校でのラグビーがあったからだ。高校の時のように何かに打ち込みたいと思った。 

高校で、まっすぐ向き合ってくれる尊敬できる大人がいること、熱くなることの楽しさ、仲間の大切さを知ることができた。

いっぱいバカをやり、いっぱい笑い、いっぱい泣いた。
悔し涙も嬉し涙も、名状しがたい熱い涙も流した。努力すること、挫折や後悔も知ることができた。 





あれから、16年。 

16年。

どうや? 

先生と出会った歳と同じだけの年月。 

その時の先生とおそらく同じくらいの歳。 


熱くなることを
素直な気持ちを表に出すのを
恥ずかしがったり恐れたりしてないか?



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Comment

その時のキャプテンって近藤直ですか?

2013/11/19 (Tue) 20:40 | #- | URL | Edit

そうです。

2013/11/19 (Tue) 22:54 | #- | URL | Edit
そのとうり

 私は、洛水高校、桂高校と20年来マウスガードを造り続けているスポーツデンティストです。それもすべて杉本先生の方針におおいに賛同したからです。
 私の頭の中でも洛水高校と桂高校のラクビー部は杉本先生を通して一体です。この勝利を皆さん心から喜んでいます。このブログの通りです。私もこの日が来るのを待ち望んでいました。

2013/11/20 (Wed) 02:14 | タケウチマサトシ #- | URL | Edit

素晴らしいですね
僕は伏見ファンですが、京都で発行されてるラグビー冊子で杉本さんの記事を読んで、頑張って欲しいなぁ…と思ってました
京都代表として、旋風を巻き起こして欲しいです
この記事、チームのブログでも紹介させて下さいね

2013/11/20 (Wed) 14:38 | ジマ #xk11kJ4E | URL | Edit

>タケウチマサトシ様
メッセージありがとうございます!
20年来。ということは、僕たちもお世話になってますね。こんなところでお世話になった方と会えて感激です!
マウスガード、最初のうちは慣れませんでしたが、試合やウェイトトレーニングで欠かせない存在になりました。
杉本先生はどんどん新しいものを取り入れてました。戦術も他チームの意表をつくものを作り出したりと。
今回の優勝、チームの努力と多くの方々の支えが結実したのだと思います。これからも杉本先生と桂高校ラグビー部をよろしくお願いいたします!

2013/11/20 (Wed) 23:53 | sogo nishimura #- | URL | Edit

>ジマ様
メッセージありがとうございます!
また、ブログ紹介してくださってありがとうございます!
僕はずっと東京にいるのでなかなか京都のそういう情報が入ってこないのですが、機会があればぜひ読んでみたいものです。
今年の正月は僕も応援に行きたいと思います。ジマ様もどうぞ桂高校ラグビー部を応援してあげてください。

2013/11/20 (Wed) 23:59 | sogo nishimura #- | URL | Edit

はじめまして、こんにちわ。
杉本先生が教育大でラグビーをはじめられたころ、毎年春休みに教育大と試合をやってたころの洛水のOBです。

後輩から教えてもらって、こちらのブログと繋がりました。

私も、この日、後輩からtwitterで、桂勝った!の連絡をうけて、震えた人間の一人です。
直接、杉本先生に教えていただいた年代ではないのですが、自分の学校が全国に出る想いです。
あのころの生き方を忘れないために、正月は花園に行ってます。
もちろん、今年も桂の応援いきますよ。

杉本時代の前の洛水OBも繋がってます(^_-)-☆

2013/11/21 (Thu) 07:58 | shika #- | URL | Edit

>shika様
原田先生の時期の先輩ですね、メッセージありがとうございます!
僕が現役の時も、原田先生の頃の先輩方が練習に来てくださったことがありました。
今回、いろんな方に読んでもらえて嬉しいです。やはり沢山の人が桂高校を応援していたんですね。
本当に思いは一緒ですね。
僕も今年は花園に行こうと思ってます。お会いすることがあるかもしれません。その時はよろしくお願いします!

2013/11/21 (Thu) 23:10 | sogo nishimura #- | URL | Edit
ありがとうございます

林さんが、Facebookでシェアしておられたので、たどり着きました。

私は、現在の京都協会理事長の元で高校生の時ラクビーに接しました。
同じく、その経験が現在の土台にあります。

今年の京都府予選決勝をKBSで見ていまして、アナウンサーの方が。
杉本先生が、部員に言った言葉として、『お前達が、花園に行かないと、日本のラクビーは!変わらない』と、言っておられた事が、凄く印象に残ってまして。

こちらのブログを読んで、感動しましたし、少し意味が分かった気がしました。

ありがとうございました。


2013/11/22 (Fri) 09:34 | たいしょう #- | URL | Edit

ええお話をありがとー

2013/11/22 (Fri) 20:28 | 田中 #- | URL | Edit

>たいしょう様
こちらこそ、メッセージありがとうございます!
林敏之さんが紹介してくださってるとは驚きです。KBSの録画はまだ見れてないのですが、その考えは確実に以前からあったと思います。
桂高校の活躍が楽しみです。

2013/11/22 (Fri) 22:07 | sogo nishimura #- | URL | Edit

>田中様
とんでもないです。こちらこそ読んでいただきありがとうございます!

2013/11/22 (Fri) 22:09 | sogo nishimura #- | URL | Edit

 素敵なお話しをありがとうございます。
 私も中学の指導者の1人として、いっそう頑張らねば、と感じました。

 

2013/11/23 (Sat) 07:54 | 秋田の古木 #- | URL | Edit

>秋田の古木様
メッセージありがとうございます!
中学生を教えてらっしゃるんですね。生徒にとって先生の存在はやはり大きいと思います。

2013/11/23 (Sat) 23:27 | sogo nishimura #- | URL | Edit
息子が二人洛水ラグビー部でした。

すてきなお話ありがとうございます。
上の息子が一年後輩でした。
今でも杉本先生を慕ってずっと桂高校のトレーナーをさせていただいています。
先日、杉本先生も今の桂があるのは洛北、洛水とずっといろいろなかたのおかげだと
生徒もよくわかっているとおっしゃっていました。

杉本先生の息子さん、洛水へ来られているときは3,4歳だったのを覚えています。
「おおきくなったらラグビーする?」って尋ねたら、「わからへん」と言っていた彼がいまではゲームメーカですね。

2013/12/02 (Mon) 21:09 | ビー玉 #MlFwMvSY | URL | Edit

>ビー玉様
メッセージありがとうございます。
石中君ですね(違ったらごめんなさい)。トレーナーをしていると同期から聞きました。
ポジションも近かったので彼のことはよく覚えてます。OBの中にも何らかの形でラグビーに関わり続けてる者もいますが、彼みたいに恩師のチームに貢献しているというのも素敵ですね。
先生の息子さん、いい選手みたいですね。代表候補にも残っていますし。きっと他の選手たちも心身ともに優れたいいチームになっているんだと思います。

2013/12/06 (Fri) 09:49 | sogo nishimura #- | URL | Edit
在学中はおせわになりました。

石中です。
息子のこと覚えたくださってありがとうございます。

息子は折に触れ、近藤さんの学年が一番いいチームだったと言います。
人生の大切な勉強の時期に尊敬できる先生とお手本になる先輩に出会えて
今の彼があるんだと真におもいます。

高校でラグビーをした選手がすべていまラグビーに関わっているわけではありませんが
杉本先生はラグビーを通して、物の見方や考え方という、何を見てどう考え、生きていけばいいのかを
自らの生きざまとして教えてくださったのだと思います。

そして今も自ら、みんなの先頭を走り続けていてくださっています。

各々の人生を大切に時々先生のあのよく通る声で叱られた言葉を思い出してきださいい。

愛のある厳しい言葉を。

それにしても洛水ラグビー部から俳優という表現者が生まれたというのは驚きです。

がんばってくださいね。

関西へおいでの時はみんなで観に行かせていただきます。

ちなみに今日14日は洛水OBの杉本先生の壮行会です。

2013/12/14 (Sat) 05:11 | ビー玉 #Awa2ScMI | URL | Edit

>ビー玉さま

あたたかいお言葉、ありがとうございます。
悔いの残ることは色々ありましたが、それも含めて、ラグビー部での時間が糧になっています。
それはきっと石中君や他の部員も同じなのでしょう。
先生の言葉や、仲間の顔を忘れず、がんばりたいと思います。
恥ずかしくないように。
洛水OBによる壮行会、同期から聞きました。
今回も参加できませんでしたが、次はと思います。

2013/12/21 (Sat) 00:08 | sogo nishimura #- | URL | Edit
何故か感謝

桂高校ラグビー部を検索していて、たまたま辿り着きました。上の息子が昨年まで杉本先生の教え子(ラグビー部ではありませんが)、下の息子が近藤先生の教え子(ラグビー部で担任)でした。
杉本先生の話題はあちこちで見ますが、近藤先生の話題まで繋がったことに感動して思わず書き込んでしまいました。近藤先生、正に仰る通りの方です(笑)。体格的にも性格的にも絶対にラグビー向きではない下の息子が無事に中学を過ごせたのは近藤先生のおかげですし、上の息子が大学に行けたのは杉本先生のおかげです。

息子二人は本当にいい恩師に出会えたと思います。ここで言うのはおかしいですが、何となくお二人と繋がっている西村さんにお礼を言いたい気持ちです(^^)。

桂、一回戦勝ちましたね!


2013/12/28 (Sat) 16:36 | 通りすがり #- | URL | Edit
通りすがりです。

初めましてネクサスと申します。
私も桂高校ラグビー部を検索していてここにたどり着きました。
ただ私は、桂高校ラグビー部とは縁もゆかりもないのですが、京都大会で優勝した時はとても喜んだひとりです。
理由は、大学時代のチームメイトに洛水高校ラグビー部出身者が多く在籍し、洛水高校ラグビー部ファンになったからです。近畿大会に出場すれば花園へ応援に行き、決勝に行けばテレビの前で大声を出しながら応援し、まるで自分の母校のように応援してたのを思い出します。
その時に先輩・後輩関係なく皆がよく口にしていた言葉が「杉本先生」の名前でした。「杉本先生ならああするな」「杉本先生ならこう考えるな」と話しており、その時の皆の表情は、顔に笑みを浮かべ、まるで「杉本先生専門家」のように話していました。

そんな私も高校時代、大阪の府立高校でラグビーをしていました。(1992年~1994年頃)
初めて大阪府以外の府県の高校と対外試合を行った対戦相手が洛水高校でした。その時は「洛水?洛西・洛北の間違いじゃないの?」と言っていましたが「京都府でベスト4のチームだ」と聞いて驚いたことをよく覚えています。
また、当時私の高校も大阪府でベスト4に入り、同じ公立高校で花園を目指すという背景も似ていたため、とても親近感が湧いたのです。

そんな縁もあり洛水高校ラグビー部の友人と仲が良くなるには時間はかかりませんでした。それから、友人を慕ってか同じチームに洛水高校ラグビー部の後輩が集まるようになり、現在に至ります。

今回は高校名こそ違えど、杉本先生が目指していたものが実現したことに、とても喜びを感じました。
また、同じような環境で花園を目指していたラガーマンにとっても、わが母校のような喜びを感じたことと思います。
昨日は、試合を観ながらついつい「よし!いけ!」と大声を出して応援してしまい、妻に「うるさい!」と怒鳴られました(笑)

桂高校!洛水高校!杉本先生!
ラグビー最高!

2013/12/29 (Sun) 09:56 | ネクサス #- | URL | Edit
もしかして?

ネクサスさま

この場をお借りしてすみません。
ネクサスは龍谷大学のクラブチームのネクサスではありませんか?

我が息子は洛水ラグビー部からネクサスで4年お世話になりました。

2013/12/29 (Sun) 19:12 | ビー玉 #- | URL | Edit

〉ビー玉様

この場をお借りして申し訳ありません。
その通りです。ビー玉様のお子様もネクサスでしたか!
私は2000年の3月に卒業したので、もしかしたらお子様とご一緒させてもらってたかも知れませんね。
ネクサスの意味は「繋がり、絆」といった意味だそうです。
このように繋がりを持てて、大変嬉しく思います。

2014/01/01 (Wed) 00:40 | ネクサス #- | URL | Edit
ありがとうございました。

応援本当にありがとうございました。2試合とも花園に来てくれたそうですね。ありがとうございます。僕にとっては花園出場もうれしかったのですが、君たち、洛水、洛北、桂のOB、OGが自分のことのように喜んでくれたことが一番嬉しく有難く、よかったです。結果は2回戦敗退でしたが、花園に来て、今までの自分の努力量があまりにも少なかったこと、ちっぽけなものに感じ、負けた瞬間、100倍頑張れる、絶対戻ってくると思えました。花園、すごいですね。自分にとってやっとスタートラインに立てました。27回目のチャレンジにして初めて予選を突破できました。今まで27チームともに戦った戦友の一人ひとりに心から感謝。そして新たなチャレンジです。文面では表現できないくらいの感動と感謝と嬉しさと、何だろう、いっぱいです。

2014/01/01 (Wed) 10:57 | 杉本修尋 #- | URL | Edit

>通りすがりさま
コメントありがとうございます!
息子さんお二人が杉本先生と近藤君の教え子とは、これもまたすごい縁ですね。
杉本先生はもちろん、近藤君も情熱を持った教師だと思います。
桂高校、二回戦では残念ながら桐蔭学園に負けてしまいましたが、本当によく頑張ってくれました。
彼らと同じように、お二人の息子さんも、折に触れ、学校で出会った先生や仲間のことを思い出されるかもしれませんね。

2014/01/05 (Sun) 22:51 | sogo nishimura #- | URL | Edit

>ネクサスさま
コメントありがとうございます!
龍谷大のネクサスにはたしか僕の同期も数人行っていたはずです。大学生になってから久しぶりに再会したときに、彼らがチームの話を楽しそうにしていたのを覚えています。僕は1995年高校入学なので、ネクサスさまにはお会いしてないかと思いますが、大阪のチームとはよく練習試合をさせてもらっていましたので、もしかすると戦ったことがあるかもしれませんね。
桂高校や洛水高校を応援してくださってありがとうございます!母校でなくても何らかの繋がりで、応援したくなることってありますね。僕も同じようにテレビで観戦しててもついつい熱が入ってしまいます。
桂高校ラグビー部よりももっと強いチームはたしかにありますが、公立高校のチームでも努力と工夫であそこまで行けるということはたくさんの方に伝わったのではないかと思います。次に続くチームが全国でもどんどん出てきて、ラグビーが盛り上がっていけばいいですね!

2014/01/05 (Sun) 23:12 | sogo nishimura #- | URL | Edit

>杉本修尋さま
コメントありがとうございます!
ご無沙汰しております。
変わらない先生の姿、そして一生懸命な選手たちを見ることができて、本当に良かったです。
花園で洛水の同期や先輩後輩たちと再会もできました。皆同じように今回のご活躍を喜んでいました。
可笑しなことに、今年の初夢はラグビー部の夢でした。練習に遅刻して焦っていました…。今でもたまにラグビー部のこと夢に見るのです。僕にとってやはり大きな意味を持つ三年間でした。何かに打ち込むことの素晴らしさを教えてもらいました。

桐蔭学園、本当に強かったですね。トライ後も声を出してる選手を見て、いいチームだなと思いました。強い速い上手い、あのアタックは凄いです。

27年かけて念願叶えられた先生の姿、また勇気と感動を与えていただきました。感謝ばかりです。本当にありがとうございました!
そしてこれからの挑戦、心から応援しております!
僕も恥ずかしくないよう精進いたします!

2014/01/05 (Sun) 23:49 | sogo nishimura #- | URL | Edit

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